私でも両立できました!育児中心の生活をしながらお仕事できます!
30代 T.T 女性
いろいろありますが、一番の醍醐味は、自宅で手の空いた時間にいつでもできるということだと思います。
私の場合、小さな子供が2人いて、第2子はまだ赤ちゃんなので、いつぐずり出すか分からず、どうしても子供のペースに合わせた生活になってしまいます。
子供が機嫌よく一人遊びをしている時間や昼寝している間にサッと始めて、泣きだしたらいつでも中断して子供のお世話に戻れるというのが、とてもありがたいです。
家で育児をする生活って、大人と話す機会が驚くほど少ないんです。子供はまだ言葉を話せない赤ちゃんですから、毎日毎日昼間ずっと赤ちゃんとふたりで過ごしているうちに、「言葉」というものに飢えてきてしまったんです。
たまに誰かと話しても、歳のせいもあるかもしれませんが、固有名詞が思い出せなかったり、うまく説明できなかったり…。このままではどんどん頭が衰えてしまうという恐怖感に近い感覚がありました。
そんな中、このライターのお仕事に出会いました。依頼されたものについて調べて文章を作るという行為が、とても大きな刺激になっています。
いろいろ調べていくうちに知識が蓄えられるのはもちろんのこと、頭をきちんと動かしているという実感が持てるのも、大きな醍醐味のひとつです。
育児中でまだ授乳もしているので、子供と長時間離れることができないという状況の中、在宅でできるお仕事を探していました。そんなある日、第一子の習い事で同じクラスの子のお母さんが、都合が悪くて授業を参観できない日があったんです。
そのお母さんから、その日の授業がどんな様子だったか教えてほしいと頼まれて、概要をメールでお知らせしたら、文章を褒めてもらえたんです。
「光景が目に浮かぶようですごく分かりやすかった!こんなふうに書くの大変だったでしょ」と言われましたが、私としてはものの5分程度でササッと書いただけのものでした。
それを伝えたらまた「すごいね!」と言ってもらって、そういえば文章を書くのは全然苦にならないなぁと気づきました。私が書いた文章で人様に喜んでもらえたということも、とてもうれしい体験でした。
その直後、ウェブ企画様のライター募集を目にして、このお仕事ならもっとたくさんの人に喜んでもらえるかもしれないと思い立ちました。
もともと読書は趣味のひとつだし、普段から何か疑問に思うことがあればすぐに調べてみる性格なので、いつもやっていることとそれほど変わらないことをして、それがお仕事になるならこんなにうれしいことはないと思い、応募させていただきました。
私の場合は、読書もネットでの調べ物も日常的にやっていることですが、どうしても自分の興味のあることばかりに偏ってしまいます。
でもライターの仕事で依頼される案件には、自分が知らなかったことや興味のなかったことも当然あるので、知識の幅が広がりました。自らは決して足を踏み入れなかったであろう世界を、お仕事を通して知ることができ、大げさかもしれませんが人間の幅を広げさせてもらっていると感じています。
また、在宅ワークなので当然家族の前でも仕事をすることがあるのですが、働いている姿が目に見えるからか、夫が家事や育児に協力的になったのも、思わぬ副産物でした。
ひとつのテーマについてひとつの記事ではなく、10個以上の記事を書くということで、同じテーマでそんなにいくつも書けるかなという不安がありました。
しかし、同一テーマ内でも、それぞれ異なったキーワードがあるので、そこから調べたり膨らませたりして書いていったら、いつのまにか記事が完成していました。
担当の方から引用やコピーは絶対にしないよう繰り返し指導されるので、始める前はちょっと不安でしたが、コピーにならないコツを丁寧に教えていただけたり、どんな些細な疑問にもすぐに答えていただけるので、悩むことがあっても相談させていただける安心感があります。
これからも長く続けていけたらと思っています。
文章を読んだり書いたりするのが好きで、基本的なパソコン操作ができる人なら、仕事内容としては問題なくこなせるのではないかと思います。
あとは自宅とはいえ、お金をいただく仕事なのだという意識と責任感を持って臨むことができる方には、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。
子供中心の生活をしている私でも、ちょこちょこできる空き時間を利用してお仕事させていただけているので、家事や育児との両立に不安を抱いている方も、思い切って応募してみてはいかがでしょうか。
知識の幅が広がると育児にも役に立つことがきっとあるし、何より良い刺激になります。私はライターというお仕事を始めてみて本当によかったと思っています。