文章を書くことに興味がある人はとにかく一度やってみる事です!
40代 N.K 女性
自分の文章が見知らぬ誰かの役に立つ、という事だと思います。この仕事をしない限りは関わりを持つ事無く終わったであろう人に情報を提供し、その判断や行動に影響を与え、より良い結果を生み出す助けとなれる可能性が広がる、と考えると非常にやりがいを感じます。
その事を思うと、当然ですが間違った事は書けないですし、少しでも有益な内容にしたいという欲が出ます。
そしてその欲が自分自身の自己啓発にもなります。
不慣れな分野についての仕事を与えられた時には、知識を会得して自身の言葉で表現するまでに苦労する事もありますが、その分書き終えた時の充実感もひとしおです。
乳幼児の育児中なので、家にいながら子供が寝ている時間を有効に使えないか、と思った事がきっかけです。
加えて、文章を書く事と物事を調べて知識を得る作業が好きだった事もこの業務を選ぶ大きなポイントでした。
いずれは本格的に仕事復帰したいと考えていますので、社会人としての感覚(仕事をして対価をもらうための責任や厳しさ)を忘れたくなかったという事もあり、少しでも報酬を得ながら好きな事をやってみようと考え決断しました。
2つあります。
1つは、自分の知識や得意分野が広がる事です。キーワードを与えられなければ自分からは調べる事もなかったであろう事柄を、自身の知識として身につけ、自分の理論でその知識を再構築して文章にしていく。その工程の中で、様々な事が付焼刃ではない武器として身に付きます。
もう1つは、世の中で何が求められていたり、話題となっていたりするのかが分かるという事です。私のように育児に追われていると新聞をしっかり読み込む時間もありませんので、キーワードを与えられるだけでも「なるほど、これが今のトレンドなのか」と知ることが多いです。
考えていたよりも大変で、考えていたよりも面白いです。
キーワードを調べ知識を得るところまではできても、それをより多くの人が求める興味深い内容に仕立て上げるまでが思いのほか苦労します。
また、正解も100点もない作業ですから、自由度が高い分、「どのように展開させていこうか」とワクワクしながら草稿を作る時にはまるで作家になったような(笑)楽しさがあります。
とにかく一度やってみる事をおすすめします。
どんな人でも、何かしら新しい自分を発見するチャンスだと思います。文章を書く楽しさや、不特定多数の人に読んでもらえるという喜び、知識欲が満たされる満足感、それらを自分がどのくらい感じられて、お仕事をする上でどのくらいモチベーションとして維持できるのか。また、自分の能力からして報酬はどのくらいもらえるのか。
これはやってみなければ分かりません。
少しでも興味があれば、とにかく最初の一歩を踏み出して、その時点で続けられるかどうかを決めるのもよいのではないでしょうか。